おおみこころ 宮司 佐藤昭典

宮司6
菊の香りのただよい、秋の深まりを感じるころになりました。
 みなさまには、護国神社の御事につきましては、格別のお力添えを賜り熱く御礼申し上げます。
今年はおめでたい年になりましたね。
十一月十五日は清子内親王様のご結婚をみなさまとともに心からお祝い申し上げたいものです。
当護国神社も嬉しく、有難いことが二度もありました。
 茨城県において、植木祭が開催されました折、天皇陛下の思し召しを持って幣饌料をご奉納いただいたのです
 六月四日、鹿島セントラルホテルにおいて伝達式、職員三名緊張の面持ちで式に望んだのでした
 六月十二日、参籠潔斎の後、臨時大祭を執り行い、大神様にご報告申し上げました。
六月十五日、その日は雨でした。雨男の宮司にふさわしい日だったのしょうか。幣饌料ご奉納のご挨拶のため、皇居に伺いたいと宮内庁に連絡したところ、この日の指定があり、坂下門から参入してくださいとのことでした。
興野責任役員久米権禰宜ら礼服に身を包み、初めて坂下門を渡ったのです。雨で清められたとは言え、新緑の美しさに眼を奪われ、きれいに手入れされた庭木、身震いするほどの美しさの中、私たちは進みました
ご挨拶の後、「幣饌奉納御礼」と記帳をすませ、庭に出ると、白衣姿の皇居清掃奉仕団の人達が眼に止まりました。その時「まごころ」と言う言葉が浮かびなんと清々しく感じたことでしょうか。
 気持ちのぬくもりも覚めやらぬころ、今年は終戦六十周年の記念の年にあたり全国の護国神社に対して幣帛料のご奉納がありますと通知を届きました。
七月四日、靖国神社において幣帛を頒つ頒幣式が行われ、宮司に幣帛料が渡されました。この六月両陛下は、サイパン島に慰霊の旅にお出かけになり、海の彼方に向かわれ、深々と拝礼なさるお姿を拝し、深い感銘を受けたところです。
十月二十四日、三〇〇名の参列をいただき、臨時大祭が齋行されました。二度にわたる大御心の程、有り難く大神もさぞかし御心安らかにお鎮り下さったことと思います。
しあわせの杜から皆様のご多幸をお祈り申し上げ、ご挨拶と致します。

再拝

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