宮司は雨男 宮司 佐藤昭典

宮司4
 今年は、台風の当たり年とかで、10度も日本を襲ってきましたが、菊愛好会の方々が丹精をこめて育てた菊を500鉢も奉納いただき、おかげで2回目の菊花展を開くことが出来ました。有り難いことです。
 さて、ふたたび「しあわせの杜」のことです。めずらしくラジオの取材があり、しあわせの杜って何?と聞かれたのです。
 戦場に赴いた若い兵士の遺書を読ませていただくと、ご両親、妻や子供に残した言葉は「しあわせ」という言葉でした。愛する妻に「短い間だったが幸福でした」と感謝の言葉を記している。最後には必ず「幸福」「しあわせ」にくらしてくださいと。
 私どもは先人のおかげで今のしあわせがある。ここが「しあわせの杜」と呼ぶ所以である。
 レポーターも納得顔でうなずいて下さった。
 しあわせに因み、11月2日、しあわせ石奉納がありました。「しあわせ」と刻まれた石は桜の宮しあわせ桜の前に設置され、これからは、幸せをもたらす石としてご神意を発揚してくださるものと思います。ご参拝の時、一度石に触れてみてください。
 それにしても宮司は雨男なのでしょうか?さる6月21日「百万人のキャンドルナイト」でコンサートが開かれましたが、台風の直撃。800本のローソクの明かりに境内は幻想的に浮かび上がったのですが、残念にも雨台風。
 9月28〜30日、崇敬会行事でお伊勢参りに行ってきました。これ又、台風の真ん中、それでも不思議なことがあるものです。外宮様、内宮様に参拝させていただくときには、小降りとなったこと、大々御神楽の奉納も無事終わり宇治橋から眺めた神路山の美しかったこと、ずぶぬれになりながらも、参加者一同はこれから恒例行事にしようとの声でした。
 皆様のおかげで一歩一歩確実にお社は変わりつつあります。英霊たちがしあわせと言った言葉を受け継ぎつつ、ご祭神の慰霊とご遺族崇敬者の幸福を願い奉仕の覚悟です。
 しあわせの杜から、皆様のご多幸とご健勝をお祈り申し上げご挨拶申し上げます。
平成16年11月10日   再拝

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