このたび、ながらく途絶えていました、社報をめでたく

「さくら山」

と改称して、発刊するはこびとなりました。
 この紙面が私ども職員とご遺族はもとより、崇敬の皆様との心の往復書簡のような温かい絆を築くものでありたいと念願しております。
 さて、一言「さくら山」について申し添えますと、好みとにあります桜山の社には、春になりますと満開の桜花があでやかに咲き誇り、心和ませてくれます。
 それをご覧になった皆様の心にも、しあわせの華が訪れ開くことを願ってこの社を

   「さくらやま
       しあわせの杜」


と、感謝をこめてお呼びすることにいたしました。
 「しあわせ」と言ってもいろいろなかたちがあります。
 現代は物があふれ、物質的には豊かな時代となりましたが、それで心の平安が得られるかというと、限りなく不透明な答えしか見出せない世であるように思われます。
 古人は「ことだま」と言って、言葉には霊力があると信じ、そして美しい日本語を紡ぎ、とても大切に使ってきました。
 今でも心温まる言葉は苦難にあっても、生きる力や心の平安を与えてくれます。
 皆様におかれましても、清々しくも、温かい「言の葉」を心身に装われ、明日への力の糧にしていただければ幸いです。
 六万三千余柱の大神様がお鎮まりになるこの社で、心安らぐひと時を得ていただけるよう職員一同、日々感謝しつつご奉仕を心がけますので、今後とも一層のお力添えをお願い申し上げつつ、宮司の就任とあわせて創刊のご挨拶を申し上げます。
再拝


戻る